曽風窯
陶人形作家 加藤正明
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作品NO1182福助の独楽まわし

作品NO1182福助の独楽まわし
H280×W215×D160mm 桐箱入り

現品限り ¥150,000

福助人形の由来 

福助人形は、江戸時代の中期ごろに作られ始めたといわれています。その由来や、モデルが
誰なのかという話には諸説あるようです。
ある説には、滋賀県にある伊吹山のふもとにある宿場に、もぐさ屋の「亀屋」がありました。そこ
の番頭に福助という人がいて、とても正直者で家訓を守り、裃を着け扇子を手放さず、道行くお
客さんを手招きしてもぐさを勧めていました。お客さんにはおべっかを言わず、感謝の心を表し真
心で対応をしていたので商売はとても繁盛します。そのため、亀屋の主人は福助をとても大事に
し、この話が京都にも広まり、伏見人形屋が「福を招く縁起物」として、福助の姿を模した人形を
作り売り出したといわれています。
いずれにしても、福助人形は「商売繁盛」「千客万来」「出世開運」「福徳招来」「長寿」「幸福」
などを招く縁起の良い人形とされています。